6月18日19日かけて行われたフォーミュラドリフトジャパン第2戦inエビスサーキットでチーム福島(末永直登)が初優勝を飾りました。
前日(18日)の単走予選で末永選手が乗るチーム福島は7位と好位置につけました。
チームオレンジの小橋正典選手が3位、KANTA選手が17位と3選手とも予選を通過しました。
決勝トーナメントは追走形式の車両2台が走る勝ち上がりレース形式となりますが、3選手が別ブロックに入り、兄弟チームでの表彰台独占も可能性が見られる中、スタートしました。トーナメントではKANTA選手がテクニックを見せるもベスト16で敗退、小橋選手も予選3位と表彰台が見えていた中でベスト16で敗退しました。残るチーム福島・末永直登選手は粘りのあるレース展開を見せて、決勝へ。
決勝は共に最高の形で甲乙つけがたいレース展開で、ワンモアタイムとなり、再度仕切り直し形になりました。しかし、仕切り直しの一戦で山下広一選手が乗るTeam Weldの車両がマシントラブルによりコースアウト。そのままリタイアとなり、末永選手の優勝が決まりました。チーム福島の車両のZもギリギリの状態で、ドライバーとメカニックが掴んだ優勝となりました。
チーム福島末永選手コメント
走り内容では実は、マシンに不調がありました。しかしドライバーとしてはやれる事はやりました。マシンはギリギリの状態だったが、決勝まで走れたのは、本当にメカニックをはじめ、チーム福島のスタッフのおかげです。
チーム福島代表総監督 木村淳一コメント
予選での走りで狙えると感じていた。決勝では、朝からエンジンの不調がありながらも、メカニックの復旧作業で走りきることができた。これはメカニックに感謝したい。そして末永君はそれに応える走りで優勝をしてくれた。チームが一つになるのを感じた。モータースポーツで福島を元気にするという思いで始動したチームであるが、県民の皆様に一つ良い報告ができました。ありがとうございました。
チーム福島 FDJ部門監督 熊久保信重コメント
チーム福島ドリフト部門として、スーパー耐久シリーズと同じ日産フェアレディZを使用して、今シーズンからFormulaドリフトJAPANシリーズに参戦を開始し、そして第2戦、チーム福島の地元エビスサーキットラウンドを迎えるにあたり、サスペンションその他のセッティングを入念に行い、地元ラウンドに挑みました。
土曜日の予選では7位、そして日曜日の決勝日では、朝からエンジンの不調がありながらも、メカニックの復旧作業と、不調ながらも集中力を切らさずに5回の対戦に全て勝利し、
参戦2戦目にして優勝をすることが出来ました。
地元ラウンドで優勝出来たということは、モータースポーツで福島を元気にする。という木村代表そしてチーム員全員の願いを1つ叶えることが出来ました。
この1勝を大切にし、次戦宮城県菅生ラウンドでも福島の皆様に向けて元気を届けられるよう優勝を目指したいと思います。
チームオレンジ 小橋正典選手コメント
今回はエビスでのレース。前日からのセッティングも完璧でした。完全に僕のミスです。
もう一度見直して次回の菅生では優勝を狙いたいです。
チームオレンジ KANTA選手
ベスト16で対戦した、佐藤大吾選手は本当に素晴らしかった。第1戦目のチャンピオンに胸を借りることができました。次回は必ず勝ちます。