FDJ Rd.6富士スピードウェイ

2022年FDJ最終戦、第6戦が富士スピードウェイで行われました。単走、追走両日とも好天に恵まれ最終戦にふさわしい舞台となりました。

ATLAS TIRE DRIFT Team Fukushima #311末永直登選手の乗る車両Z34VRー38は木曜日の前日練習走行で前戦と同じく駆動系トラブルが発生、チーフメカニックの井草は、なんと福島エビスに戻り修復を決断。富士SWを午後に出発し、修復後の金曜朝に富士SWへ。なんとか予選に間に合いました。

まったく練習ができないままで本番に臨みましたが、歴戦を戦い抜いてきた末永選手はさすがのパーフォマンスを披露。予選は21位で無事通過しました。

しかしながら、ベスト32追走前のウォームアップ中に電気系トラブルが発生してしまい5分間ルールによる修復を試みましたが、、、、、

無念のリタイアとなってしまいました。

兄弟チーム、チームオレンジのKANTA選手、小橋選手は順調に勝ち進み、

KANTA選手3位、小橋選手ベスト4となりました!おめでとうございます!

そしてシリーズチャンピオンも決まり、KATA選手シリーズ3位、小橋選手4位、末永選手9位となりました。一年間の応援ありがとうございました。

末永選手コメント

2022年FDJ最終戦、木曜日の前日練習走行で前戦と同じく駆動系トラブルが発生してしまい、なんとか車両修復を行って予選に間に合いました。予選は21位で無事通過しましたが、ベスト32追走前のウォームアップ中に電気系トラブルが発生してしまいリタイアとなってしまいました。
エビス戦では優勝出来ましたが、シーズン後半はトラブル続きで厳しい状況だったので最終戦こそ!と思っていたのですが残念な結果となってしまい申し訳ありません。
ご協力頂いているリンロンタイヤ様・スポンサー各社様、チームフクシマの皆様、チームオレンジのみんな、そして応援して頂いた皆様1年間ありがとうございました。

熊久保監督コメント

昨年フェアレディZのテスト参戦をして優勝をしているとても車と相性のいいコースの富士であるため、事前準備をしっかりとして、また今シーズンは車両トラブルも多かった為、隅々までの部品交換等も行い万全の体制で挑みました。

予選では、いまひとつ審査員が求める走りと嚙み合わず21位通過。
そして映像などから走りの修正点を見つけて決勝日に挑みました。

朝の練習走行から非常に好調で期待を持てる状態でした。
そして初戦のベスト32の対戦。
タイヤウォームアップ中に、電子スロットトラブルが発生。しかも左右2つ共にトラブル発生。
事前に新品に交換してきた部品でしたが、まさかのトラブル。
5分間ルールを申請し交換を始めましたが時間切れにてスタートラインに並べず敗退となりました。

優勝も見えていた富士戦だけに、非常に悔しい敗戦となりました。

2022年はチーム福島としてフェアレディZを使用してFDジャパンにフル参戦を始め、
前半戦は7位、優勝と、2戦終了時点ではシリーズランキングでもトップに躍り出るまでの成績を収めました。
しかし初めての新規車両でのフルシーズン参戦ということもあり、3戦目以降はトラブルが続出し、ドライバーやファンの皆様には悔しい思いをさせてしまいました。
チーム監督としても非常に責任を感じています。

今年の多くのトラブルを全て見直し、来期は新型フェアレディZ35に変更し、万全の体制で最上位を狙って行きたいと思います。

1年間応援して頂きました皆様、本当にありがとうございました。
引き続きチーム福島そしてドライバーである末永の応援を宜しくお願い致します。

木村代表コメント

最終戦はマシントラブルに泣かされました。しかしメカニックは一生懸命やってくれました。なんとかしようと最後まで戦い抜いてくれました。そして末永選手はそれに答えてくれるような予選の走り、感動しました。チーム福島が一丸となって戦ってくれました。来年に向けて収穫が多い一年になったと思います。

一年間応援してくれた、ファンの皆様、スポンサー様、無事一年間を終えた事を報告させていただきます。ありがとうございました。また来年も最高のパーフォマンスをお届けいたしますので今後ともより一層の応援をお願いいたします。そして一緒に戦ってくれたチーム福島の皆様、本当にありがとうございました。

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